『幼年期の終わり』を読みました。
以下、ウィキペディアからの引用
“『幼年期の終り』(ようねんきのおわり、Childhood’s End)はイギリスのSF作家、アーサー・C・クラークの長編小説。宇宙の大きな秩序のために百数十年間にわたって「飼育」される人類の姿と、変貌する地球の風景を、哲学的思索をまじえて描いた作品[1]。アメリカ合衆国で1952年に刊行されたのち、クラークの代表作としてのみならず、SF史上の傑作として国際的に広く愛読されている[1]。”
手に入りやすいもので、ハヤカワ文庫版と光文社古典新訳文庫版がありますが、今回読んだのは光文社古典新訳文庫版。
翻訳が2007年で新しかったからです。それから光文社古典新訳文庫は読者が読みやすいように配慮してくれているので、手に取りやすい。
肝心の内容ですが、冒頭から引き込まれました。とても分かりやすい文章で、めまぐるしい展開にのめり込めます。
著者の知性にも刺激を受けます。読書が楽しいと心から感じる。
SFはこれまでほとんど読んでこなかったのですが、最初のとっかかりとしては最高だと思いました。SF初心者にもお勧めの作品です。